M-1グランプリの審査員と司会は?
センターマイク一本のみで、会場を笑いの渦に包み込む「漫才」。
そんな漫才界のナンバーワンを決める大会が「M-1グランプリ」です。吉本興業によって開催されているこの企画も2018年度で14回目。
2018年度はジャルジャルやスーパーマラドーナ、かまいたちなどの有名芸人が多く登場しています。
今回の記事では、そんなお笑い芸人たちを評価する審査員とM-1本番から見えた好みを分析。
M-1グランプリ2018の審査員は何人?
M-1グランプリ2018の審査員をつとめたのは7名。
「何で奇数なの?」と思う方もいるかもしれませんが、これは決勝で確実に勝者を出すためです。
というのも、審査員数が偶数になってしまうとドローになる場合が出てくるから。
決勝に進出できるのは3組と決まっているので、偶数だと(0票-3票-3票)(2票-2票-2票)のようなパターンが発生してしまいます。
そのため、7人という奇数の人数を採用しており、(0票-3票-4票)(1票-2票-4票)(2票-2票-3票)という形で勝者が分かれると。
M-1グランプリ2018の審査員は誰だった?
M-1グランプリ2018年に審査員をつとめたのは以下の7人。
- オール巨人
- 中川家・礼二
- ナイツ塙
- 立川志らく
- サンドウィッチマン・富澤
- ダウンタウン・松本
- 上沼恵美子
ちなみに昨年度行われた2017年M-1グランプリの審査員は以下の通り。
- オール巨人
- 中川家・礼二
- ダウンタウン・松本
- 上沼恵美子
- 博多大吉
- 春風亭小朝
- 渡辺正行
オール巨人さん、中川家礼二さん、ダウンタウン松本さん、上沼恵美子さんの4人は前年度から続投する形でしたね。
春風亭小朝さんの枠を立川志らくさん、それ以外の方の枠をサンドウィッチマン富澤さん、ナイツ塙さんが埋める形になりました。
M-1グランプリ2018の審査はどんな感じだった?
豪華なメンツが揃ったM-1グランプリ2018年の審査員。どんな評価を下していたのか気になりますよね。
今年の評価についてですが、Twitterを中心に「厳しめだった」という意見が多く見受けられます。
後半に行くに従い、会場の雰囲気も盛り上がり高得点が出やすい雰囲気になりましたが、前半はかなり厳しめ。
GyaoのM-1世界最速大反省会で「かまいたち」の山内さんが言っていたセリフからその事実が読み取れます。
彼は漫才終了後、完璧にやりきったという実感がありガッツポーツをしていたそうです。しかし、結果は以下の通り及ばなかったと。
かまいたち 面白かったですね。 pic.twitter.com/1k0rzyyeXn
— meza mashi (@meza_mashi) 2018年12月2日
通常ならば90点台後半のスコアが出るところだと思うのですが、90点付近で伸び悩んでしまいました。千鳥のノブさんダイゴさんも「もっと点をとっても良かった」と評価しています。
また、他の芸人さんへの漫才終了後コメントも結構辛口。「見取り図」は「誰にも褒められなかった」と愚痴をこぼす始末でした。「審査員の方全員がセルジオ越後に見えた」というコメントも印象的ですね。
M-1打ち上げでも「千鳥」のノブさんが「スパイシーだった」と言っているよう、やはり芸人さんにとって厳しい評価だったと言えるでしょう。
新規加入の審査員はどうだった?
厳しいコメントと評価が印象的だった2018年M-1グランプリの審査員。
新規加入した立川志らく・ナイツ塙・サンドウィッチマン富沢さんの評価はどうだったのでしょうか?
個人的には、「サンドウィッチマン富澤さん」「立川志らくさん」が厳しかったかと。
温厚そうに見えるサンドウィッチマン富沢さんですが、一切ボケることなく淡々とコメントをし、ダメ出しをする場面が偶に見受けれられました。
特に、落語会から参戦した立川志らくさんは今回ネット上で騒然となっていましたね。
今後のM-1グランプリ審査員に期待したい
賛否両論、様々な意見を集めた2018年度M-1グランプリの審査員。
新しい形式で奇抜な芸風を嫌う上沼恵美子さんや、一般人には理解できない判断軸を持っている立川志らくさんなど、それぞれの個性が強く表れた本大会。
様々な感性を持つ審査員が集まってこそ、バランスの良い評価が完成するものの、一般人が納得するような評価はやっぱり欲しいですよね。
2019年M-1グランプリの審査員に期待しておきましょう。
それでは。