SeachConsoleの勉強を始めてみた
「SearchConsoleはインデックス登録のためだけのもの」「カエレバで指定する”nofollow”の意味は分からないけど、取り敢えず設定している」
このような考え方のブロガーさん、意外と多いのではないでしょうか?
かくいう筆者も最近までこのような考え方であり、SearchConsoleなど勉強しようとさえ思いませんでした。
ただ、ひょんなキッカケからSearchConsoleについて勉強していると「意外とブログ運営に役立ちそう」というような内容が大量に登場してきたのです。
この記事ではそんな「役立つ!」「知っておいて損はない」と感じた知識をブロガーさん向けに抜粋してご紹介します。
以下の本で勉強しているのですが、まだ序盤しか読んでいないので、かなり初心者さん向けのお話になるはずです。ご了承ください。
SearchConsoleで学んだこと一覧
ここからはブロガーの皆さんに知っておいて欲しい知識を簡潔に羅列していきます。自分に役立つところのみ、ピックアップして確認してください。
(1)「クエリ」とは検索キーワードのこと
SearchConsoleとGoogleAnalyticsを連携した時に、アナリティクス側に「集客タブ」に関する部分です。
集客タブの一個下に「検索クエリ」というものがありますよね。この「クエリ」とは、ユーザーが検索したキーワードのことを指します。
(2)検索結果表示画面は「SERPs」
Google検索をした後に、検索結果一覧が表示されますよね。あの画面のことを「SERPs(サープス)」と言います。
(3)SEOの対象は文章だけではない
「SEO対策は記事の本文を工夫すれば良い」と思われる方もいるかもしれません。
ただ、SEOはモバイルユーザービリティや記事の表示速度など、ユーザーの検索体験に関わるあらゆることが対象です。
本文だけに凝るのではなく、ブログに関わる全ての事項をメンテナンスしておきましょう。
(4)検索結果はユーザーに合わせてパーソナライズされる
Googleにログインしている状態であれば、検索結果はユーザーの嗜好性によって変化します。
なお、パーソナライズを解除して検索順位を調べたい場合は、ログアウトして調べること。もしくは「Cntrl/Command+Shift+N」を押して検索しましょう。
(5)ハミングバードでワンボックス形式の検索結果が登場
ハミングバードとは以前導入された新たな検索エンジンの名称のこと。精密・高速という意味合いがあるようです。
この検索エンジンによって、語句の定義などを調べたときのサープスが変化しました。
以下のような感じですね。リンク一覧ではなく、ダイレクトに結果が表示されています。

(6)GEOロケーションによって現在地でサープスが変化
GEOロケーションというシステムによって、ユーザーの検索結果は志向性だけでなく、現在地によっても変化するように。
例えば、ハンバーガー屋と検索したとしましょう。東京では東京の店が紹介される一方、沖縄では沖縄の結果が表示されます。
検索場所によってもサープスは変化するようです。
(7)メタキーワードは入力の必要なし
昔のアルゴリズムでは、メタキーワードをベースにページランクを決定していたようです。
ただ、現在では前述の通り、記事内のあらゆる情報(本文・表示速度・ユーザビリティ)がSEOに影響します。
そのため、メタキーワードを入力する必要は内容です。
(8)”nofollow”は掲載したリンク先に影響を及ぼさないという事
通常、記事に掲載したリンク先に対してリンクジュースが充当されますよね。
ただ、この”nofollow”を組み込むことによって、指定したリンク対して「リンクジュースを充当しない」という選択ができます。
ただ、”nofollow”をしたからと言って、他に紹介した記事にそのリンクジュースが充当されるというわけでは無いので注意が必要です。
リンクジュースが分からない方に向けて少し説明しておきましょう。
例えば、ある記事が持つパワーが100だとした場合、2記事のリンクを本文内で紹介すると50/50とそのパワーが分割されて流れていきます。
ブログのページランクは被リンクの量と質で決定されるので、この流れてきたパワーによってページの信頼性が向上。結果ページランクが上がることになります。
そのため、リンクジュースを上手く使用して内部リンクを組み立てる必要があるのです。
むやみやたりに記事のリンクを載せて回遊率を上げるのは愚策と言えるでしょう。
SearchConsoleの知識を生かしてブログを良くしよう
ここまで勉強で学んだ基本的な事項を解説してきました。
今後は「スパム」や「Googleのアップデート」に関して紹介していく予定です。
今回ご紹介した内容は「直接的にブログに役立つ」という内容は少なかったですが、ブロガーなら知っておいて損はない情報なので、ご紹介してきました。
ユーザーにとって良いブログが書けるよう、お互い頑張っていきましょう。
それでは。